プロフィール
川上 美紀Kawakami Miki
弁理士登録 | 登録番号13616 (2004/12/14) 特定侵害訴訟代理人業務 付記登録 |
専門分野 | 特許・実用新案、意匠、商標、ブランディング、不競法、著作権 |
取り扱い業務 | 出願、出願前調査、侵害調査、拒絶査定不服審判、情報提供、異議申立、無効・取消審判、訂正請求・審判、鑑定、及び訴訟 外国業務 |
技術分野 | 電子工学全般、電子回路、電磁気学、半導体工学、制御工学、通信工学(4G、5G)、ソフトウェア関連(AI・ディープラーニング、ビジネスモデル)、情報処理工学 |
取扱い製品 | コンピュータ(PC・タブレット端末・スマートフォン)、アプリケーション、IoT,AI、GUI、広告配信サーバ、半導体チップ、機械式駐車場、空調機、燃料電池、太陽電池、リチウムイオン電池、風車、プラント制御装置、画像処理、スマートグリッド |
学歴 | 1997年:芝浦工業大学工学部電子工学科卒 フーリエ変換ホログラムの作成並びに像再生及びその応用としてのパターン認識並びにフィルタリングの研究 |
職歴 | 1997年:株式会社小糸製作所入社。電子技術部に所属し、ディスチャージヘッドランプの制御ユニットであるバラストの研究開発等に従事 1999年:国内の大手特許事務所入所 2004年:オリーブ国際特許事務所入所 |
国際活動 | APAA(正会員),AIPPI(正会員),INTA,IPO,CPAC,CTF,FICPI |
趣味 | アウトドア:夏はママ友と家族ぐるみでキャンプを楽しんでいます。自然の中で焚火を囲み、気心の知れた仲間とたわいもない話をしながら飲むお酒は格別です。冬は、高校時代からの親友仲間とスキーを楽しんでいます。 ピアノ:断続的に高校までピアノを習っていました。実は、カワイ音楽教室で講師ができる認定資格を有しています。 |
海外研修 | 「Summer Training Program」Birch, Stewart, Kolasch & Birch (US) (2007年) |
所外活動 | 知財経営コンサルティング委員会(2014-2016年度) IPAS(2021-2022年度) |
出身 | 静岡県伊豆の国市 |
川上さんの良いところ | 見かけによらず、ものすごく集中力が高い(Nより) 明るく朗らかで、専門性に対する追求心がある(Mより) 人当たりが良く社交性が高い(Fより) 英語が堪能で、外国人とフレンドリーにコミュニケーションがとれる(Kより) |
ひと言 | お客様の大切なアイデアを植物の種に例えるならば、私たちの仕事はその大事な種を大きな木に育てることだと考えています。風雨や害虫に耐えうる木にするためには、頑丈な根が必要。この根に当たるのが権利範囲を支える明細書です。競合他社の攻撃に耐えうる明細書を作成し、その時々の状況に応じて茂らせた葉をきれいに剪定し(権利範囲を整え)、発明の大きな木を育てていきたいと考えています。お客様の事業分野に大きな木をたくさん育て、お客様と一緒に森を作り、その恵みをもたらすお手伝いができることを喜びと感じています。 |
インタビュー
- 初めに、川上さんが仕事をする上で心がけていることを聞かせていただけますか。
- (川上)
- オリーブ事務所では、ほぼ全件打ち合わせを行って出願書類を作成するのですが、単に発明の話を聞いて理解するのではなく、その発明のできた背景やお客様のビジネスの話も積極的に伺い、発明の価値を最大限に引き出すことを心がけています。 発明する、つまり新しいものを創造するということは、社会に新たな価値観を生み出すという点でとても素晴らしいことだと思っているんです。私も、研究開発をすることが小さい頃からの夢だったので、今、それに携わる仕事ができてとても幸せです。 また、お客様との打ち合わせ時に限ったことではないのですが、良い仕事をするためには、人とのコミュニケーションは大変重要と考えています。
- 確かに、お客様の思いを特許という形にしなければならないので、コミュニケーションは必須ですね。
- (川上)
- コミュニケーション不足だと、自分の意思も相手に上手く伝わらないですし、そのことがきっかけで人間関係がぎくしゃくしてしまうこともありますよね。 コミュニケーションで大事なのは、常に相手に対して誠実であることだと思います。お客様はもちろん、所員に対しても自分の考えを誤解のないように伝えるように心がけています。
- なるほど、相手が誠実だと自分も素直になりますね。それは、仕事のスピードにも影響してきますね。ところで、川上さんは、こちらの事務所に勤められて何年くらいになるのでしょうか。お子さんがいらっしゃるとお聞きしたので、女性として子育てと仕事をどう両立されているのかうかがいたいです。
- (川上)
- 私は、設立当初から在籍しているので17年目になります。
- お子さんはおいくつですか。
- (川上)
- 10歳の息子がいます。やはり、働く女性にとって育児と仕事の両立は大変ですよね。自分だけのスケジュールで生活できないので・・・。時間との戦いであることは間違いないです。
- 私にも息子がいるのでお気持ちが分かります。
- (川上)
- ただ、オリーブ事務所は、フレックスタイム制に加え、一時間単位で取得できる時間有給制度を採用しているため、個々のライフスタイルに応じて柔軟な働き方ができるんです。必要に応じてリモートワークなども柔軟に取り入れて働くことができ、子供のお迎えがあるので残業できない、子供が体調不良なのに休めないなどの心配がなく、安心して働くことができます。私自身も、有給を使って息子の学校行事に可能な限り参加していますし、母親と働く女性の両立がしやすい環境だと思います。
- 働く母親にとって、職場環境はとても重要ですよね。休みたいのに休めないといったジレンマで退職される方もいるくらいですし。女性に優しい職場は、貴重ですよね。最後に、今後の目標についてお聞かせいただけますか。
- (川上)
- 一弁理士として、今まで以上に新しいことにチャレンジし、キャリアを積んでいきたいです。例えば、一般的な弁理士業務の範囲だけでなく、ブランディングをはじめとする知財コンサルティングなどにも積極的に関わり、顧客のプロジェクトの一員として、欠かせない存在であり続けたいと思います。それに加え、オリーブ事務所がより多くのお客様のお役に立てるように、人材育成や生産性向上のための業務改善などにも積極的に取り組んで行けたらと思っています。