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2025年 年頭のご挨拶
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
昨年は衆院選があり与党自民党が大敗し少数与党として政権を運営することとなりました。今年は夏に参院選が控えており政治の予測はさらに難しくなっています。このため日本経済についても予測が困難な年となりそうです。世界に目を向けると、昨年11月の米国大統領選でトランプ氏が勝利し、1月20日の政権交代によって世界の流れが大きく変化すると予想されます。トランプ次期大統領によって保護主義が強まることは確実であり、この傾向は先進諸国にも伝播するとも言われています。日本メーカは海外売上比が大きいので予断を許さない状況です。
このような情勢ですが、知的財産を扱う特許事務所としては、顧客のニーズに応じて発明等の発掘及び権利化を図ることについては何ら変わりありません。一方で、生成AIの利用によって特許事務所の業務も変わってきており、サービスの向上につながるテクノロジーについては適宜キャッチアップしていく必要があると考えています。
2025年の干支は「乙巳(きのと・み)」です。 「乙」は、十干の2番目であり、ようやく草木が芽生えたが、外気の抵抗で真っ直ぐに伸びないで曲折している様である。しかし、いかなる抵抗があっても、それを進めてゆかねばならないという意味があります。「巳」は、冬眠していた蛇が、春になり、地上に現れる象形をあらわしています。すなわち、従来の冬眠生活が終わって新しい地上活動をすることを意味します。以上から「乙巳」という年は、いかに外界の抵抗力が強くても、それに屈せずに、弾力的に、とにかく従来の因習的生活にケリをつけて雄々しくやっていくという意味を表しています。「革新」、「成長」、「古いものを壊して新しいものを生み出す」といったものがイメージされます。干支は60年で一回りですが、120年前は、前年に開戦した日露戦争に勝利した年でした。60年前は、新幹線「ひかり」が営業運転中に時速210kmの世界記録を達成しました。
本年で弁理士法人として2年目に入りました。今年は新たに川上美紀弁理士と長田大輔弁理士をパートナーに迎え、より整備された体制で弁理士法人を運営していきます。
今年も新たな気持ちで所員一同、より良い知財サービスの提供に邁進していきます。改めて本年も宜しくお願い致します。
2025年1月
弁理士法人オリーブ国際特許事務所
所長 弁理士 藤田考晴
ダイオウショウ、キク