プロフィール
長田 大輔Daisuke Nagata
弁理士登録 | 登録番号17252(2010年9月) 特定侵害訴訟代理人業務 付記登録 |
専門分野 | 特許・実用新案、意匠、商標、不競法、著作権 |
取り扱い業務 | 出願、出願前調査、侵害調査、拒絶査定不服審判、情報提供、異議申立、無効・取消審判、訂正請求・審判、鑑定、及び訴訟、外国業務 |
技術分野 | 機械工学全般(特に、流体力学、熱力学、伝熱工学、機構学)、制御工学、電気工学、電磁気学 |
取扱い製品 | 航空機、空調機、内燃機関、ターボチャージャー、船舶、燃料電池、火力発電プラント、風車、環境装置、半導体用流体制御装置、金型部品、医療機器、パーソナルモビリティ |
学歴 | 1997年:慶應義塾大学理工学部機械工学科卒 1999年:慶應義塾大学理工学研究科機械工学専攻修士了 視覚情報の記憶に基づく自律走行車のナビゲーション技術に関する研究を行う。 |
職歴 | 1999年:キヤノン株式会社入社 知的財産部において、主にデジタル複合機の電気・ソフトウェア技術に関する国内外の権利化業務、クリアランス調査業務、係争対応業務等を担当。その間、内製による国内出願を含む多数の国内外の出願原稿作成と中間応答書面作成を行う。また、設計部門と連携して将来製品や競合他社を見据えた発明発掘活動を行う。 ・在職中に日本知的財産協会国際第1委員会に所属 2011年:オリーブ特許事務所入所 |
執筆 | (1)クレームが拡張された再発行特許の有効性の判断について、知財管理誌57巻(2007年)/5号/733頁(共著) (2)改正米国特許規則について、知財管理誌57巻(2007年)/12号/1983頁(共著) (3)米国特許をうまく取得する方法(第4版)2009年8月発行(共著) |
国際活動 | APAA、AIPPI |
趣味 | 料理:週末の夕食の料理担当をします。メニューはその時々で偏りますが、今はパエリアやサグカレー(ほうれん草カレー)を良く作ります。 勉強:ビジネス関係や経済関係などテーマはいろいろですが、書籍を買い込んで学ぶのが好きです。 |
出身 | 神奈川県横須賀市 |
長田さんの良いところ | 周りに流されず、自分の意見をはっきり言ってくれるところが頼もしい(Kさん) まじめで周りに気づかってくれるのでありがたい(Fさん) 几帳面で知財実務に限らずコンピュータ関係の知見があるので尊敬している(Mさん) 仕事の効率化のためのあくなき追求が半端ない(Kさん) |
ひと言 | メーカー知的財産部において設計部門と連携した発明発掘活動に従事した経験から、発明を的確に把握してそれをブラッシュアップし、研究開発の成果を有効な特許出願につなげることを得意としています。また、多数の外国出願・権利化の経験から、国内出願明細書を作成する際に、外国語への翻訳がし易い表現を用いることや各国実務を踏まえた内容の充実化を行うことを得意としています。これまでの知識・経験を更に磨き、クライアント様の知的財産活動の発展に貢献します。 |
インタビュー
- まずは、長田さんが仕事で大切にしていることについて聞かせて下さい。
- (長田)
- お客様が気付かれていない視点で内容を充実化させるなど、お客様からのご依頼に沿ったアウトプットに+αを提供できるようにすることです。また、自身の能力を上げる努力を怠らないことです。文章や図面を作成する能力だけでなく、語学、法律、技術動向調査などの能力も欠かせません。お客様により良いサービスが提供できるように常に前進することが重要だと思っています。
- 日々の努力が大切なんですね。長田さんが仕事にやりがいを感じるのはどういう点でしょうか。
- (長田)
- 最新の技術に触れられることや、その技術を権利として成立させて活用していくことに長期間に渡って携わることができる点です。やりがいは感じますが、お客様が行う事業にとって重要な発明をお預かりして育てるという重要な責任が伴いますので、プレッシャーを感じる点でもあります。
- 前職は企業の知財部にいたとお聞きしています。企業の知財部と特許事務所とで違いを感じる点はどこでしょうか。
- (長田)
- 企業によって違いがあると思いますが、企業では、事業運営をサポートするために、権利を取得するという攻めと、他社の権利を回避あるいは無効化するという守りの両方をバランスよく行う必要があります。一方、特許事務所では、攻めの点でお客様をサポートする場面が多いです。ただし、容易に回避されないような有効な権利を取得するためには、守る側の立場で検討する必要があります。企業では、半分以上の時間を他社の権利を回避あるいは無効化する業務にあてていましたので、その経験が有効な権利を取得するのに役立っていると思います。